こんにちは、すけ氏です。
ご近所より東京湾で釣ったイシモチを頂いたので、清蒸魚(中華風蒸魚)にしてみました。イシモチは鮮度が劣化しやくスーパーでは大衆魚扱い。しかし1匹1匹丁寧に〆られた釣りモノは別格の味わいで、これを食べられるのは釣り師の特権です。
前から釣ったイシモチを清蒸魚にしたら美味しいだろうと考えていたので、大変嬉しい頂き物でした。
蒸す調理法はアクや臭みが抜けにくいし、良くも悪くも素材の味がモロに出るから新鮮な白身魚を使わないとな。
大同電鍋 de 清蒸魚(チンジャンユー)
蒸し料理といえば大同電鍋。豪華で本格的に見えますが実は簡単レシピです。
材料(2人分)
- イシモチ(シログチ)25cm前後(2尾)
- 長ネギ(1本)⇒5cm程度と長めに千切り
- しょうが⇒長めに千切り
- 油揚げ⇒細かく刻んで適量
そして上の材料に加えた調味料がこちら。
- (A)醤油 大さじ1
- (A)酒 適量
- (A)砂糖 小さじ1
- (A)塩 ひとつまみ
- (B)ごま油 おおさじ1
調理手順
〔1〕魚のウロコ、内蔵、エラを取り、一度全体を洗ってから水気を切る。(今回は頂き物でこの処置は済んでいました)
〔2〕魚全体に塩(分量外)を振って少し置いて馴染ませ、身から沁み出て来た水分をキッチンペーパーでふき取る。
〔3〕ネギとショウガを細長く千切りにして半量を皿に敷いて魚を乗せ、残り半量を魚の上に乗せる。今回はこれに刻み油揚げも追加。
〔4〕(A)の調味料(醤油、酒、砂糖、塩)を混ぜたタレを魚にかけ、内釜に皿を乗せ、外釜に水1カップを入れて加熱。
熱したごま油をかけ回して完成
今回は煮込み料理ではないので、加熱は1回のみ。蒸し上がったら、(B)のごま油をフライパンで熱して回しかけたら完成です。
という訳で、完成したイシモチの清蒸魚(チンジャンユー)。身がフワッフワで大変美味しかったです。魚の脂が落ちた皿上のタレがまた激ウマ!
毎回同じような感想書いているけど、とにかく清蒸はふわっふわに仕上がるし、皿上に溜まったタレが一滴残らず飲み干したいほど美味い。
タレから露出した身の上側は味付が薄くなりがちだから、皿に溜まったタレをかけ回しながら食べると美味しいよ。
今回思い立って冷蔵庫に入っていた油揚げを刻んで入れてみたのですが、狙い通りこれがスポンジのごとく美味しいタレを吸ってくれて大正解でした。
また今回実験的にゴマ油少なめにしてみましたが、あっさり食べたい時はいっそ「なし」もアリかも。確か沖縄名物「マース煮」がそんな感じの料理なので、次回チャレンジしてみたいと思います。
大同電鍋とは?
日本では馴染み薄いですが、「大同電気釜」は台湾では一家に1台以上あるのが当たり前と言われる万能調理家電。1960年に台湾で販売されてから、当時とデザインや機能がほとんど変わらない超ロングセラー商品です。
最近はその昭和レトロな外見が台湾好きの間で人気を集め、2015年には日本向け販売法人が立ち上がり日本向けモデルも登場。さらに2018年に生活情報雑誌「Mart(マート)」で取り上げられたことで、日本での人気に火が付きました。
我が家は最初シャープのヘルシオホットクック導入を考えてたんだけど、「こっちの方がカワいい!」という嫁さんのラブコールにより大同電鍋が台所にやってきました。
現在は台湾まで出かけなくてもAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングに公式出店されており、手軽に正規品を買うことが出来ます。
数年前までYahoo!ショッピングでしか買えなかった大同電鍋だが、楽天、Amazonと公式ショップが出店。今は大手通販3社好きな処で買えるようになってるよ。
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