釣った魚を鮮度良く持ち帰る、クーラーボックス保冷術

釣りの話題

こんにちは、すけ氏です。
今年は例年になく梅雨らしい梅雨となりましたが、もうすぐ暑い夏がやって来ます。夏休みになったら、子供連れで釣り公園でも行ってみようか?と考えているパパさん、ママさんも多いのではないでしょうか?

管理人すけ氏
管理人すけ氏

そんな訳で、今回は海で釣ったアジ、サバ、イワシなどを新鮮に持ち帰るためのクーラーボックス保冷術について解説します。

釣魚保冷の基本は潮氷

アジ、サバ、イワシなど海で釣った魚を美味しく持って帰りたい、大きい魚が釣れたらお刺身も!という話しなら採るべき方法は1つ、それは『潮氷』で冷やすことです

うぱ君
うぱ君

説明しよう!潮氷とは、氷に海水をぶち込んてキンキンに冷やした氷水のことである!

管理人すけ氏
管理人すけ氏

水道水じゃなくて、釣り場で海水を汲んで氷水を作るよ。潮氷のメリットは以下の通り。

  • もし直接氷の上に魚を置いたなら、直に触れた魚は冷えすぎに、触れてない魚は冷えが足りず温度ムラ状態。でも潮氷に漬ければ均等に冷えます。
  • 塩分を含んだ海水は真水よりカッチリ冷える。
  • 海水魚を真水に漬けたら浸透圧の違いで水っぽくなってしまうが、海水なら大丈夫!

潮氷の作り方

クーラーボックスを用意する

釣った魚を持ち帰るには、何はともあれクーラーボックスが必要です。竿やリールをレンタルできる釣り場はありますが、魚を持ち帰る為の入れ物はレンタル出来ません。ある意味、一番重要で最初に買うべき釣り道具がクーラーボックスです。

氷を用意する

用意した氷は釣り場に着くまでの間も少しづつ溶けますし、海水をかければもっと溶けます。従って潮氷を作るにはある程度大きのある氷が必要です。

一番手っ取り早いのは釣り場近くのコンビニで板氷(1枚300~400円程度)を買うこと。容易に入手できて不純物を含まない純氷であるため、氷持ちが良いです。

うぱ君
うぱ君

もっと安いロックアイス(200円~300円)じゃダメ?何なら家の冷凍庫の氷を沢山…。

管理人すけ氏
管理人すけ氏

氷は小さいほど溶けやすいから、ロックアイスや製氷機の氷はすぐに溶けちゃうよ?節約したいならペットボトル氷がおススメかな。

ペットボトル氷の作り方は簡単。ミネラルウォーターなどが入っていた2リットルサイズのペットボトルに水を入れて、冷凍庫でカチカチに凍らせます。クーラーボックスが小さい場合は500mmペット×数本でもOKです。

釣り場で潮氷をつくる

こんな感じのロープ付き水汲みバケツで海水を適量汲んで、氷を入れたクーラーボックスに注ぎます。

この時、海水の入れ過ぎには注意!常温の海水なので、ドバドバ入れたら氷がいくらあっても足りません。

かといって水量をケチりすぎると釣れた魚が均等に冷えません。入れた魚がヒタヒタ程度に冷えた海水に漬かっていれば大丈夫。最初は気持ち少なめにして、たくさん釣れて海水が足りなくなったら少しづつ継ぎ足して対応します。

板氷を使う場合、氷が入ったビニールを破かなければ氷が溶けても海水が薄まりません。ビニールは破かず使います。

釣った魚はいつ潮氷に入れる?

基本は釣ったら即潮氷を作ったクーラーボックスへ投入です。さっきまで泳いでいた海水との温度差で早めに魚が絶命して鮮度が保たれます。これを氷締めと言います。30cm以上の魚は可能なら血抜きしてから入れると尚良いですが、自信がなければやはり即クーラーへ。

釣り公園などで釣った魚をバケツに泳がせたまま、放ったらかして死なせてしまう人をよく見かけます。死んだ魚は一旦底に沈み、その後“くの字”に折れ曲がって腹から浮いてしまいます。そんな魚はかなり鮮度が落ちていますので、少なくとも生食は避けましょう。

氷はどの程度持つのか?

クーラーボックスの性能や開け閉め頻度にもよるので一概には言えませんが、コンビニ板氷や2Lサイズを凍らせたペットボトル氷なら日帰り釣行程度は持ってくれることが多いです。

もし溶け切ってしまった場合は躊躇なくコンビニで板氷を買い足すことをおススメします。

また、氷を長持ちさせるにはクーラーボックス選びも大切。素材によって保冷力が違いますし、適切なサイズを選ぶことも重要。その辺の話は以前別記事にまとめたので、良かったら見てみて下さい。

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