こんにちは、すけ氏です。
大人気ミラーレスカメラ、EOS kiss Mを買ってから半年以上が経過しました。軽量コンパクトなkiss Mはお出かけのお供として大活躍中ですが、ところで皆さん。ひょっとしてkiss Mを箱出しのまま使っていませんか?

kiss Mにはメニュー画面を開いてちょっと設定すれば、カメラの使い勝手が爆上がりするおススメ機能&撮影法がいくつかあります。

基本、箱出し状態ではOFFになっている機能をONにするだけだから簡単だよ!
瞳AF機能をONにする
瞳AFとはカメラが人の目を認識して、自動で瞳にピントを合せてくれる機能です。人物写真は目=瞳にピントを合わせに行くのが鉄則。しかしこれを手動でやるのは中々難しいので、最近は瞳AF機能搭載カメラが人気です。当然kiss Mにも搭載されています。

ところがこの瞳AF機能、なぜか最初はOFFになってるのよね…。

なんでデフォルトでONにしとかないのか意味不明!ちゃっちゃとONにしよう!
瞳AFはメニューボタン⇒撮影設定⇒瞳AF、でする/しないを設定可能。この機能はEOS kiss M最大のウリの一つなので、忘れずにONしておきましょう。


タッチ&ドラッグAF機能をONにする
さてこちらもAF(=オートフォーカス)、つまりピント合わせに関する機能です。皆さん普段ピント合せはどうしてますか?いわゆるデジカメ的な撮影に慣れた人だと、“シャッター半押し”が多いと思いますが…。

“シャッター半押し”だと合わせたい場所に一発でピントが合わなくて、何度もピピッピピッって繰り返す羽目になること多いよね?

タッチ&ドラッグAFは液晶モニターに写った画像をタッチすればその場所にずばりピントが合い、そのままドラッグすれば位置を動かすことも出来る便利機能だよ。
タッチ&ドラッグAFをオンにすると、液晶パネルをPCのタッチパッドのように使って自由自在にAF位置を動かせるようになります。
特にファインダーで撮影するのが好きな人がこの方法を覚えてしまうと、シャッター半押しには戻れなくなること請け合いです。

タッチ&ドラッグAFは、メニューボタン⇒撮影設定⇒タッチ&ドラッグAF設定の箇所で、する/しないを設定可能です。

する/しないの他に位置指定方法やタッチ領域も指定できます。位置指定方法は相対位置or絶対位置の選択ですが、おススメは相対位置。理由は言葉で説明しようとすると難しいですが、試しに両方設定して使ってみれば感覚的に分かると思います。
タッチ領域は全体/左/右/左上/左下/右上/右下から選べます。単にタッチ&ドラッグのことだけを考えれば液晶モニタ「全体」で反応するよう設定するべきですが、あえて反応領域を狭めるのは、ファインダーを覗いた時に鼻が当たっての誤動作を防ぐためです。

あ~、鼻が当たった場所にピントが来ちゃうの“あるある”だよね…。

構え方のクセによって鼻が当たる場所が違うから、そこを避けた上で扱いやすい位置に設定すると良いと思うよ。

グリッド表示をONにする

グリッド表示とは液晶モニターまたは電子ファインダーに縦と横の線を引いて撮影画面を分割してくれる機能です。もちろん、この補助線は撮影時だけ表示されて撮った写真には映りません。

画面を分割したら、何かいいことあるの?

写真の命である構図をキメやすくなるよ!これが表示されていると構図を考えながら撮るクセがつくから、上達が早くなるよ。


グリッド線の表示/非表示は、メニューボタン>機能設定>撮影情報表示設定>グリッド、から設定可能です。階層が深く探しづらいですが、一回設定してしまえば後はいじる必要もないので、ちょっと頑張ってやってしまいましょう。
まとめ
以上、私が実際に設定しているEOS kiss Mにおススメの設定&撮影法でした。特別なテクニックなどは不要で、元々カメラに備わっている機能をONにするだけ。かなりkiss Mの使い勝手が良くなるので是非試してみて下さい。
コメント
最近kissMを買ったばかりで、知らなかったのですごく参考になりました!ありがとうございます。