こんにちは、すけ氏です。
6~8月夏が旬とされる東京湾のLTアジ釣りに行ってきました。出船は東京都江戸川区の船宿“須原屋”さんから。船が停泊する旧江戸川のすぐ対岸は千葉県浦安で、昭和の文豪・山本周五郎作「青べか物語」の舞台となった“吉野家”を始め、“吉久”、“岩田屋”といった看板が並ぶ船宿銀座です。

ところでLTアジ釣りってなんだ?

LT=ライトタックルの略語だよ。従来よりLight(=軽い)道具で手軽に楽しむ釣り方の総称だね。初心者からベテランまでファンが多いよ。
東京湾のLTアジ釣り
東京湾沿いには多くの船宿があって、それぞれ得意の釣りモノを看板に営業しています。数ある東京湾の釣りモノの中で最も出船数が多く、かつ一番人気なのが他ならぬLTアジ(=ライトタックルでのアジ釣り)。

人気の理由は色々挙げられますが、個人的には「東京湾のアジは格別美味い!」これに尽きます。この釣りで釣れるアジは20~25cm前後が多くてアジフライに最適。新鮮な東京湾産のアジフライを食べたら、アジフライの概念が変わること請け合いです。
釣れ模様

当日のポイントは、首都高つばさ橋が見える鶴見沖。いくつか周辺ポイントを周りましたが、水深は大体15~20m前後で指示ダナは底から1~3m前後。潮は薄コーヒー色の夏らしい濁り潮。

大抵の船宿では付けエサに赤タンと青イソメが配られるけど、日によってどちらかに喰いが偏ることも多いから上手く使い分けるといいぞ!

ちなみに当日アジの食いが良かったのは青イソメで、釣果の8割がそっちに偏りました。濁り潮には青イソメが強いですね。
船内出だしの喰いはイマイチで1投目は無反応。その後ポツポツと釣れ出しましたがペースは鈍く、船長もスラスターを多用しながら細か~く船の位置を調整していたので、周辺に余り大きな反応が見つからなかったかな?という感じでした。
釣れ具合を見ても常に竿下に魚がいる感じではなく、反応が出たり入ったりしながら、魚が入って来たときタナに仕掛けがあれば食う感じ。そこでタナキープを重視して大きく動かさず、細かくコマセを巻きながら待ちの釣りをすると飽きない程度に釣れてくれました。
その後ポイント移動したり、移動先で上潮がかっ飛んで船中お祭りが増えたり色々ありましたが、短かいながらフィーバータイムもあって本命アジ37匹/外道イシモチ3匹でフィニッシュ。

アジの釣り方について細かく話し出すとキリがないので、船でのLTアジ釣りに興味ある人は下記リンク先をどうぞ。釣り具メーカーシマノの釣り指南ページです。
今回の成績(☆★★★★)
〔本命〕アジ20~25cm×37匹
〔外道〕イシモチ20~28cm×5匹
【釣魚料理】
アジ:刺身、ナメロウ、アジフライ、塩焼き、干物
イシモチ:炙り刺身、イシモチの炊き込みご飯
【タックル・仕掛】
ロッド:DAIWAリーディングXA64III
リール:DAIWAスマック100R PE2号100m
ビシ:船宿貸し出しの40号(イワシミンチ用)
仕掛:自作仕掛け&LTアジ市販仕掛け(ハリス&幹糸1.5号)
【エサ】赤タン、青イソメ(共に船宿支給)
【費用】 乗船料8,700円
〔おまけ〕行き帰りは遊覧船気分
東京湾内には色々ランドマーク的な建造物があるので、船着場からポイントまでの道中や釣りの最中に色々眺めことが出来ます。(釣り船はその時釣れているポイントへ行くので「何が見れるか?」はその時によります。)






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