こんにちは、すけ氏です。
外房片貝の船釣りで旬のイサキを釣ってきました。イサキは数釣れる魚なので、残さずどう料理するかが悩みどころです。
たくさん釣れたイサキをどうする?

イサキはどう料理しても美味しいですが、新鮮なイサキならまず3~4匹分は刺身&炙り刺しに。続いて翌朝の塩焼き用に2,3匹塩を振って、更に天ぷらやムニエル用三枚おろしを3~4匹分と捌いていきます。

問題はこの先。食べるのが3~4日以上先になるので、日持ちを考えた処理が必要です。おまけに大きい魚から順に使ってきたので、残りは段々小粒揃いになってきています。

こういう時は残りを全部干物にしてましたが、今回は二三丸船長さんから教えてもらった“イサキの味噌漬け”にチャレンジ!
イサキの味噌漬けつくり方
イサキの下処理

イサキの頭を落として、内臓を取ってから軽く水洗いします。下処理はたったこれだけ!ウロコは落とさずでOK!既に刺身用やらムニエル用やら十数匹捌いて大分疲れてきた頃合いだったので、この手順の少なさが嬉しいです。

味噌漬けにするイサキは小振りな方が味が染みて美味しいよ。
漬け味噌の準備

続いて漬け込み用の味噌を用意します。こちらは適当な味噌を本みりんで塗りやすい硬さになるまで溶かすだけ。柔らかめのバター位の硬さに仕上げたかったのですが、家にあった味噌の量が足りず、今回はかなりユルめの漬け味噌に。
味噌に漬けて冷蔵庫で4~5日

ホントはここからイサキの身にベタベタと漬け味噌を塗っていく訳ですが、今回は用意した漬け味噌がユルいのでジップロックで漬け込むことに。袋に穴が空かないようキッチンハサミでイサキのヒレを落としてから漬け込み、冷蔵庫で3~5日も寝かせれば完成です。

ちゃんと味噌を塗ってつくる時はタッパーに入れて冷蔵庫に。2~3日もするとイサキの身から水分が出てくるから、それは捨てます。今回は味噌がユルくて、そのまま味噌汁風に混ざっちゃったけど…。

要するに適当につくってもなんとかなるよと。4~5日漬けたら味噌から出して、1週間くらいで食べるなら冷蔵保存でOK。それ以上なら冷凍保存しておこう。
焼くときは味噌を落として焦げてもOK!

軽く味噌を落として、魚焼きグリルでこんがりと焼きあげれば完成です。ところどころ真っ黒に焦げてますが、皮は剥がして食べますので全く気にしなくてOK。

そもそもウロコついたまんま仕込んでるしね。

焦げた皮は箸で簡単にペローンと剥けます。身には味噌の味がしっかり染みていてウマウマ!味の系統としては粕漬けとか麹漬けにも似ているような、何とも滋味深い感じです。ご飯が進む味わいで、お酒のつまみにもイケますね。
簡単大量に仕込める!
釣れる時は40匹、50匹と釣れるイサキ。つい調子に乗って沢山釣ってしまい、家の台所で後悔するのは釣り師あるあるだと思います。
最近は生魚を捌ける人が少ないので、近所におすそ分けしようにも釣ったままでは貰い手も多くはありません。そんな時、簡単大量に仕込める料理法は大助かり!

そんな訳で船長に教わったイサキの味噌漬けを試してみました。とても美味しかったので、今後一通り刺身や焼き魚にして余った分は全部コレで行こうと思います!
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