こんにちは、すけ氏です。
昨年5月、Kickstarterクラウドファンディングで先行注文したPeak Design(ピークデザイン)トラベル三脚が到着しました。今回はクラウドファインディング初経験、慣れない英語での海外注文など色々大変でしたが待ちに待った到着で大変嬉しいです!
Peak Design(ピークデザイン)のトラベル三脚はアルミ製とカーボン製があります。今回注文したのはちょっとリーズナブルで雑に扱っても大丈夫そうなアルミ製。オプション品は注文しなかったので本体のみのご到着となりました。
リーズナブルたって日本への送料含めて319$(決済時レートで35,097円)だろ。初めての三脚がコレとは随分奮発したじゃん。
いやま、Peak Design(ピークデザイン)製品は他にも色々使っ来てすっかり信奉者になってたのと、このギミック構造はトラベル三脚の究極形だろうと思ってつい…。
カーボンorアルミニウム
一般的にカーボン製はアルミ製に比較して約2割ほど軽量、耐荷重の範囲内であればアルミよりも揺れの減衰性が高く剛性感があります。また、手で持った時に夏熱く、冬に冷たくなり辛いなどの長所もあります。その代わり高価になる訳ですが…。
今回すけ氏が選んだのはアルミ製だよね?この手のトラベル三脚は軽量なカーボンの方が人気ありそうだけど、なんでアルミ製を選んだの?
う~ん、何か格好良い理由を言いたいところだけど、三脚に5万オーバー出費するのに怯んだ…のが実態かな…。
ピークデザインの三脚に決めた理由
三脚選びは調べれば調べるほど正解がない難しい選択です。最近の流行は持ち運びが苦にならない軽量な三脚ですが、本来「カメラを固定する」為には重量があった方が物理的に安定します。
「三脚の安定性(=性能)」と「持ち運びの利便性」は相反しており、この矛盾に対しどこでバランスをとるか?はその人の考え方と用途次第。従って多くの人が最初に購入した三脚に満足せず、こだわる人は用途別、シーン別にいくつも三脚を購入するようです。
しかし個人的には服にしても靴にしても気に入ったものを徹底的に着倒し履き倒す傾向があるので、三脚を用途別に数で揃えて対応するのは避けたいところ。徹底的に応用力の高い製品を探しました。
コンパクトだが大きく展開できる
その点、今回購入したPeak Design(ピークデザイン)のトラベル三脚はセンターポールを伸ばした際の最大の高さが152.4cmとトラベル用小型三脚としては非常に背が高く、身長約170cm前後であればアイレベルを確保可能。三脚の耐荷重も9.1kgで本格的な一眼レフ&望遠レンズが載せれるので軽量なミラーレス一眼を主力としている自分には十分です。
これが収納時には40cm未満に。通常円形である三脚足のデッドスペースを排除し、収納時の直径をほぼペットボトルサイズに抑えている所もポイントが高いです。
展開着脱がスピーディ
Peak Design(ピークデザイン)のトラベル三脚の脚はレバーで展開しますが、一度にガバっと開けることが出来るので非常にスピーディ。
そして雲台には同社アルカスイス互換のスタンダードプレートが1枚付属。このプレートをカメラに装着しておけばワンタッチで着脱できます。
親指一つで着脱できるギミックは、精度の高さを感じさせる造りで爪ひとつで固定しているとは思えない安心感があります。使用中にうっかりクラッチを押してカメラが外れてしまわないように、下のダイヤルでロックをかけることも出来ます。
ちなみにこのプレートはピークデザインの代表的製品であり、自身も常日頃愛用している“キャプチャー”と共通。
このトラベル三脚購入以前からこの“スタンダードプレート”をカメラに付けっぱなしにしていたので、キャプチャー⇔トラベル三脚間の付け外しもスピーディです。
付属ケース
付属のケースもピークデザインらしい格好良いデザイン。ちょっとキツめだけど生地が柔らかめかつ伸縮性があるのでケースに入れてもコンパクトさを損ないません。人間の服でいえばスキニージーンズ的なピッタリ感です。
ケースの両端にはピークデザインのストラップアタッチメント“アンカー”を付けることが出来ます。この製品にストラップは付属しませんが、“アンカー”を介して持ち運び用のカメラストラップを装着可能。
三脚本体側にも2か所“アンカー”を装着できる箇所があります。
三脚を畳むとこんな感じ。本体に“アンカー”を付けておけば、ケースに入れなくてもストラップを装着して持ち運び可能です。
ちなみに“アンカー”は三脚に付いてきたやつ?
いいや、今回の三脚には付いてないから写真で装着してるのは手持ちのヤツ。
ピークデザイン製のカメラストラップは付属の“アンカー”を介してワンタッチ着脱できるので便利。上記リンクは“スライド”という代表的な製品ですが、よりストラップ幅が細い“スライドライト”、“リーシュ”などの製品群もあります。
また他社製ストラップも、上記“アンカーリンクス”というアタッチメントセットに装着すればワンタッチ着脱が可能に。
“アンカー”のみ追加購入も可能。ただ、同社ストラップを買えば少し多めについてくる品なのでピークデザインファンだと家に余らせていることが多いかも。
まとめ
ピークデザイン製品全般に言えることですが、このトラベル三脚も通常の製品で面倒に感じること、余計な手順、無駄を徹底的に省いて機動力とスピードを最大限に発揮できるデザインとなっていました。
まだ到着したばかりでレビューと言っても事前情報をおさらいした程度ですが、せっかく購入したからにはこれから色々使い込んでみたいと思っています。
後日談:関税の支払い請求書が来た!
三脚が到着して一週間ほど。フェデックスから何やら金額1500円也の請求書が届きました。日本への送料は三脚決済時に支払い済みだったはずなのに、何でFedex(運送会社)から請求書が来るのかな?と訝しみましたが…
海外から個人輸入したら税関で関税がかかるっしょ、それは送料とは関係なく個人負担だよ。
そういえば海外からの個人輸入について調べた時、そんな注意も書いてあったっけね…。
今回クラウドファインディングということで支払から製品到着まで大分間が空いて、一度は調べた関税のことをすっかり忘れてました。コンビニで払えるので早々に支払って来ました。
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