こんにちは。先日うっかりWordPress5.0のアップデートボタンを押してしまい、その取り扱いに苦労しているすけ氏です。年末の忙しさもあって、久々の更新となってしまいました。
さて、今回はDJIドローンMAVICシリーズをiPadで運用する際に必需品となる、タブレットホルダーをAmazonで購入しましたので、その使用感などをレビューしてみたいと思います。
タブレットホルダーとは?
そもそも、私の持っているMavic AirをはじめとしたDJIドローン、Mavicシリーズのプロポ(送信機)はこんな風にiPhoneなどのスマホをホールドして使用することを前提とした設計ですが・・・。
そこに無理やりiPadをつけようとすると、こんな感じになってしまいます。写真のようにiPadminiサイズであれば、実は「ギリギリホールドできている」のですが、持ちにくい、操作しにくい、格好悪いの三重苦状態。正直、この状態での使用はおススメできません。
そこで便利なのが、こういったタブレットホルダー。ドローン空撮は手元画面が大きい方が撮影操作しやすいため、iPadの大画面でMavicシリーズを操作したい人向けに、この手のアクセサリー類はAmazonで多数見つかります。
しかし現状メーカー純正のタブレットホルダーは存在しないため、数ある中華製サードパーティ製品群の中から選ぶのですが、Amazonの商品説明はどれもちょっと怪しい日本語。違いが分かりにくい類似品も多いために選ぶには少々迷うかもしれません。
ちなみに私が購入したのはこちら。2018年12月現在Amazonで販売されている中で最軽量、Amazon’s Choiceのおススメマークもついていたことを決め手に購入しました。結果、非常に満足できる品でしたので、どんな感じの製品かレビューしてみたいと思います。
Lekufee DJI Mavic Spark 受信機用 タブレットホルダー
Lekufeeという中華メーカー製。このメーカーは他にはドローンやBluetoothスピーカーの収納ケース、スマホの車載マウント&ホルダーなどを作っているようです。今回購入したタブレットホルダーの内容物は上の写真のような感じ。
まずはこの台座から丸い半円付きのアームを左右から立ち上げて…
左右のアームを合わせて球体をつくります。
そこにタブレットホルダーを装着すれば台座完成。
iPadmini4を装着してみました。
この状態でちゃんと安定自立するので卓上台座としても重宝してます。
アームが折りたためるから、使わない時はコンパクトになるのがいいな!
メーカー公称重量158gということなので実際に測ってみたら159g。料理用キッチンスケールでの計測なので1g程度は誤差として、公称通りの重さでした。台座部分はアルミ合金でぐらつきなどは感じられず、最初に持った時の印象は「軽っ!」って感じです。
これにiPadmini4を装着して送信機(プロポ)にホールドさせ、通信ケーブルも接続して実際にフライトさせる時の重量も測ってみました。その結果801g。この重さを他のモノに例えるならズームレンズを装着したミラーレスカメラが同じくらいの重量ですから、軽いとは言いませんが普通に持てる範囲の重さに収まってくれます。
通信ケーブルをどうするか?
さて、このようなタブレットホルダーを使用してiPadでDJIドローン、Mavicシリーズを運用する場合に、もう一つ問題となるのが送信機(プロポ)とiPadを接続する通信ケーブルです。
上の写真のようにタブレットホルダーを介してiPadを装着すると、購入時についてくる純正の通信ケーブルでは全く長さが足りないので別途用意する必要があります。そのことを知ってか、AmazonのAIは「よく一緒に購入されている商品」としてこんな感じの通信ケーブルを勧めてくるのですが…。
商品レビューにちらほら出てくる「接続不良になった」ってコメントが気になるな!
ちなみに、私は下側のリンクのケーブルを買ってハズレ(接続不良品)をつかまされ、Amazonに返品手続きをしました。
ちゃんと使用できたというレビューもあるので全てがダメではないと思うのですが、現状一定割合で不良品が混ざって来るみたいです。品質が安定しない中華製ライトニングケーブルにありがちな話ですが、空モノを飛ばすケーブルに信頼性の低い製品は使いたくないところ。
とはいえこのケーブル、OTGというUSBインターフェース規格で送信機(プロポ側)の端子がMicro USB Micro-A、iPad側がAppleライトニング端子というレアな構造をしているので、例えばAnkerなど信頼のおけそうなメーカー製のモノがいくら探しても見当りません。
といって、DJI純正品はご覧の通りの長さで全く届かず。DJI製の長い接続ケーブルも存在しません。さて、どうしましょう?…と、少々思わせぶりな話をしてしまいましたが、実は簡単な解決策があります。純正ケーブルを使う時は送信機(プロポ)左横から接続ケーブルをつなぎますが、Mavicシリーズの送信機(プロポ)には下の写真の箇所にもUSB端子があるのです。
しかも、こちらの挿し口は超一般的な普通のUSB。そのため、ここからの接続なら普段iPadなりiPhoneの充電に使用するような普通の充電・同期ケーブルが使えます。という訳で、ここからApple純正なり、Anker製なり自分が好きなケーブルでつなげばよいので『うっかりAmazonのおすすめ機能に乗せられ、信頼性の低い中華ケーブルをポチってしまわないように気をつけましょう』!
ちなみに、上の写真で使っているライトニングケーブルの長さは50cm、下の写真の接続例は30cm。ここの端子からiPadminiへの接続はケーブル長30cmあれば届きます。
iPad持ってる人なら自宅に充電・同期ケーブルの一本くらいあるでしょうから、まずはそれで試してみてもよいですし、自宅のケーブルが長すぎて使いづらければ耐久性に定評あるAnker製でケーブル長さ30cmのこの辺の製品が丁度よいと思います。
ちなみに30cmはiPadminiにつなぐ時に丁度良い長さなので、通常サイズのiPadやiPadProを使う人はもう少し長いケーブルを探した方が良いと思います。
まあ、あとはライトニング延長ケーブルを買って純正ケーブルを延長する手もあるな。だけど、短いライトニング延長ケーブルはこれまた信頼できそうなメーカーが見当たらなかったので紹介を割愛したよ。
まとめ
そういう訳で、今回はMavicシリーズをiPadで運用する時におススメのタブレットホルダーと、タブレットホルダーを使って送信機(プロポ)⇒iPadを接続する時に接続ケーブルをどうするか?という解説でした。
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