千葉県九十九里浜、片貝港から“北限のイサキ”釣りへ

釣りの話題

こんにちは、すけ氏です。
2019年GWは、初夏の5月~7月頃が旬とされるイサキ釣りに行ってきました。目指す釣り場は太平洋側でイサキがまとまって釣れる北限といわれる千葉県太東~片貝沖。出船は千葉県九十九里浜は片貝港の第一二三丸からです。

管理人すけ氏
管理人すけ氏

船宿に告げられた集合時刻は朝の4時!ホント外房の船は朝が早い。

手早く準備を済ませて夜明け前には出港。

暖流と寒流が混じる海に棲む“北限のイサキ”

片貝出船の釣果情報を見ていると頻繁に目にするのが“北限のイサキ”というキーワード。実際、イサキは暖流を好む魚で関東近辺のイサキ釣りは南房総一帯の各港や三浦半島剣崎沖など南寄りのポイントが有名です。しかし、ここ北限の地のイサキは厳しい環境に耐える猛者揃いなのだとか。

実際、今回釣れたイサキは25~30cmクラスがアベレージ。20cm未満のいわゆるウリボウ(イサキの幼魚)が混じる確率が他の釣り場よりも少なかった気がします。

ポイントまでは港からゆうに1時間は走りました。北限のイサキの生息地って実際どの辺り?とGoogle先生に聞いてみたら、この辺りでした。現地には結構な数の船が来てましたが、根が広いようで東京湾のような密集した船団にはなりません。この位置であの船数なら、おそらく太東や大原からの船も来ていたはず。

ライトタックル手巻きでチャレンジ

タックルはノーマルならサニービシのFL60号、ライトタックルなら40号でPE2号以下。小型電動も持っていこうか悩みましたが、イサキなら水深が浅いと判断して今回は手巻きでチャレンジ。実際、タナの指示は前半戦のイサキ狙いで20~25m、後半のメバル・ハナダイが混じる深場でも40~50mだったので手巻きで十分でした。

ビシは船宿指定で「ライトタックル用の赤いやつ」とのことだったので、サニーちびライト40号を持参。持ってなければ船宿でレンタルも可。

エサは船宿支給のオキアミ&紫外線加工のイカ短。イサキ狙いの時にはシャクっても外れにくいイカ短が◎。オキアミはメバル・ハナダイが混じる後半の深場用。ちなみにイカ短はハサミで米粒大に切って付けます。

潮上で苦戦するも何とか20匹

前半は指示棚20~25mでイサキ狙い

水深20mとのアナウンスを聞いて釣り開始するもしばらくは反応なし。ん~今日は反応悪いのかな?と思いながら続けているとポツポツと釣れだし、追い食いチャレンジはトリプルはないまでもダブルまでは何とか。

管理人すけ氏
管理人すけ氏

イサキの仕掛けは3本針だから1匹掛かってもすぐには巻き上げず、2匹目、3匹目が食ってくるのを待つと釣果が伸びるよ。あまり待ちすぎると最初に掛かった魚が逃げちゃうけど。

それでもやはり好調時の記憶と比べると当たりが遠く、間が開く感じ。どうやら潮上側の釣り座に陣取ってしまったようで、タナもシビアで少しズレると当たりがなくなり、食ったタナで決め打ちしても当たりが遠のくと「棚が変わった?」と自信がなくなって結局探り直しに。まぁ、飽きない程度には魚信が来たのでシビアながら試行錯誤の釣りを楽しむことが出来ました。

うぱ君
うぱ君

潮上ってなんだ?

管理人すけ氏
管理人すけ氏

船下を流れる潮の流れを見て上流側を潮上と言うよ。コマセの釣りでは潮上側の人が撒いたコマセが潮下に流れていって、これに誘われた魚が潮下側から入って来るから潮下側が有利になるよ。

後半メバル・ハナダイ狙いは失速

後半は水深40~50mラインで五目狙いでタナ指示も底から4~5mに変更。しかし残念ながらこちらでは上目の棚で一回イサキが食ったのみ。

正体はゴマフグ?

棚が底近くならとオキアミをつけて余り動かさずにいたら、変なフグやスズメダイ、サクラダイなどの外道が釣れて時間オーバー。ハナダイ、メバルには会えずに終わってしまいました。

今回の成績(☆☆★★★)

〔本命〕
・イサキ20~35cm×20匹
・メバル…ゲットならず
・ハナダイ…ゲットならず

〔外道・珍魚〕・変なフグ40cm×1匹

【釣魚料理】
イサキ:刺身、炙り刺身、塩焼き、一夜干し、天ぷら、ムニエル、みそ漬け
変なフグ:食べたら命が危ないので当然、元気に海にお帰りいただきました。

【タックル・仕掛】
ロッド:DAIWAリーディングXA64III
リール:DAIWAスマック100R PE2号100m
ビシ:サニーちびライト40号
仕掛:イサキ市販仕掛け(ハリス&幹糸1.5号カラー針)

【エサ】イカ短、オキアミ(共に船宿支給)

【費用】 乗船料11,000円

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