こんにちわ、すけ氏です。
欲しいものが出来て、買い物するまでの下調べって楽しいですよね?つい時間を忘れて没頭してしまいます。今回、急にドローンが欲しくなって色々と調べて実際に購入してみましたので、その結果をお伝えしてみようと思います。
まずはAmazonで探してみた
ドローンは空を飛んで空撮が出来る無人飛行機もしくは模型飛行機ですから、買うとしたら模型店?まあまずはAmazonで…と検索してみたら、なんとモノによっては1万円を切る価格から販売されていて「こんなに手軽に買えるの?」とまず驚きました。
しかしまぁ出てくる出てくる、沢山あり過ぎて訳わかりません。 そこで続いては有名メーカーはどこ?業界事情はどうなってるの?と調べて行きました。
有名メーカーはどこ?
Google先生で調べまくること数日、現在のドローン情勢をつかむことが出来ました。では、まずはどのメーカーが鉄板なの?というところからいってみましょう!
中国のシリコンバレーと呼ばれる深圳市に拠点をかまえる世界的ドローンメーカー。ドローン市場の推定シェアは7割とも8割ともいわれていて、これは独占的市場シェアを獲得していると言って差し支えないレベルでしょう。
ここの製品を選んでおけばまず間違いなさそうですが、ほとんどのドローンが10万円超え。比較的安価なモデルでも5万~といった値段感なので、初心者がいきなりこれを買えるのか?
買ったとして初心者が下手な操縦で10万超えを、いきなりクラッシュさせたら痛すぎる!といったところが難点。
フランスのドローンメーカー。ものをつかんだり、弾を発射したり、面白い機能があって初心者でも扱いやすいMAMBO(マンボ)、多くのドローンにとって死角となっている真上を空撮できるANAFI(アナフィ)など個性や特色あるドローンを作っています。
Amazonで沢山のドローンが販売されているのを見ますが、その多くがDJI社と同じく中国深圳市に拠点をかまえる中国メーカー。Hubsan(ハブサン)、Holy Stone(ホーリーストーン)、DB POWER(ディービーパワー)などの機体が人気のようです。
しかしまぁ、見事に中国製ばかりだな!
かつてはDJI社(中国)、Parrot社(フランス)、そして3D Robotics社(アメリカ)が3強メーカーと呼ばれたものの、3D Robotics社とParrot社はドローン部門を縮小。2018年現在、一般消費者向けのドローン市場はDJI社(中国)がほぼ一人勝ちというのが業界事情のようです。
免許は必要なの?
2015年、アメリカホワイトハウスと日本の首相官邸に相次いで上空からドローンが墜落する衝撃的事件が発生。これが契機となり、日本ではドローンに対する法規制が一気に進みました。
なんとなくドローンは危険というマイナスイメージもつきまといますが、果たして2018年の日本の空にドローンを飛ばすのに、免許は必要なのでしょうか?
極端な話、お金さえ出せばど素人でもプロが使うような機体を購入出来るってわけだな!
でも、買った機体を実際に飛行させるには、様々なルール=法規制が存在しているみたいだよ。
これは例えば、自転車を買って乗るのに免許は要りませんが、道路交通法に違反すれば当然罰則があるし、人やモノにぶつかって損害を与えれば賠償責任が生じるのと同じですね。
要はドローンが欲しいなら、ドローン規制の中で中心的な役割を果たす航空法などの関連法規を頭に入れておかなければならないようです。
この辺のドローンを飛行させる際のルールは下記の国土交通省ホームページに詳しく載っていたのでリンクを紹介しておきたいと思います。
最初は200g以下が良さそう
さて、上記国土交通省の案内を見ていくと、ドローンに対する法規制は機体重量が200g以上か?そうでないか?によって大きく変わってくることが分かりました。
簡単に言えば、バッテリーなど付属部品も含めて重量200g以上のドローンが空を飛ぶ際は法律上『無人飛行機』扱いになり、例えば人口集中地区(DID)では事前に国土交通省まで申請の上、許可を得ないと飛ばすことが出来ないなど、様々な規制の対象となってくるようです。
飛行許可を申請するには一定以上の飛行経験が求められるから、実質初心者は飛行禁止ってことだな!
一方、200g以下のドローンは『模型飛行機』ようするにおもちゃ扱いとなって、航空法第99条の2の規制(空港等周辺や一定の高度以上の飛行については国土交通大臣
の許可等が必要)は適用されるものの、その相当部分が免除となるようです。
ドローンでなにをしたい?
さて色々調べてきたので、いい加減なにを買うのか決めたい所ですが、ここで壁にぶち当りました。
気合入れてショップ行って、おすすめ機種を聞いたら、「ドローンでなにをしたいんですか?」って聞かれて答えられなかったんだよな!
そう。逆に皆さんどんな用途で買いに来るんですか?って聞き返したら「この前はサーフィンやってる方が自分や仲間が波に乗ってる映像を撮りたいと来られましたよ。」なんて言われちゃってねぇ。
ぶっちゃけ、何でドローンを欲しくなったか?って単に「面白そう!」だったからであって、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。空撮に興味はありますが、何を撮りたいか?なんて具体的な話は何も決まっていません。
例えばドローンに付いてるカメラひとつとっても“4K対応”とか“FPV対応”とか、機能を求めればその分値段は高くなっていきます。
しかし、「なにをしたいか分からない」=「どの機能が必要か分からない」ということなので、選びようがなくなってしまった…という訳です。
この時のやり取りがなんか悔しかったので、ドローンで何が出来るのか?みんな何をして楽しんでいるのか?といったところを調べていった結果、大きく分けて2つの流れを見つけました。
一見乱雑に沢山のモデルがあるように見えるドローンですが、この機体はどっちの人向けに作られたものなのだろう?と見ていくと、少しづつ自分が求める機体の方向性が見えてきました。
こういう視点から見ると、大人気DJI社ドローンもレースとかアクロバットにはまるで不向きだよな。
各種センサーをはじめ、安全装置がたくさん付いてたらレースなんかできないものね。
という訳で前置きが長くなりましたが、この記事の最後に200g以下トイドローンで実際に管理人が買った機種と、「いや、こっちにしようかな?」と最後まで悩んだ機種を紹介していきたいと思います。
結局これを買いました!
RyzeTech社製となってますがドローン世界シェアNo.1、DJI社の技術協力の元で開発されパッケージにも堂々とDJIのロゴが出ています。「あのDJI社から1万円台で買えるトイドローンが出た!」と大きく話題となっている一台。
改正航空法対象外の重量80gという軽量ボディながら、ホバリングや飛行が非常に安定。「室内でも安心して飛ばせるし、外でも意外と風に強い」といったコメントが見られました。上級者からは「安定しすぎていて練習機としては不向き」とまで言われている模様。
参考価格12,800円(税込)
私は予備バッテリー×2、バッテリー充電ハブ、マイクロUSBケーブルがセットになったBoost コンボ18,900円(税込)を買いました。
そして、上記TELLO(テロー)と比べて最後まで迷ったのがこちら。
Parrot社 MANBO(マンボ) (FLY/MISSION/FPV)
シリーズ基本となるMANBO FLYは、背中がレゴブロック状のジョイントになっていて、キャノン砲やマジックハンド、FPVカメラなど様々なパーツを取り付けられる遊び心溢れる逸品。
最初から本体にキャノン砲とマジックハンド、コントローラがセットなったMANBO MISSION、またはFPVカメラとゴーグル、コントローラがセットになったMAMBO FPVもあります。
普通に操作すればホバリングも自動で初心者も安心。上達したら自律制御を切って操縦できるRacingモードがあるから、ドローンをより自由に、思うがままに操作してみたい人はこっちの方が良さそうだな。
次回予告
今回の記事はここまでです。ここまで読んで頂きありがとうございました。
Amazonで山のように出てくる中華製ドローンからもおススメ機体を紹介してみたかったのですが、最初の1機を購入したばかりのヒヨッコにそんな芸当が出来るはずもなく。いずれチャレンジしてみたいと思います。
ドローンに限らず、趣味の品は値段を出すほど質が良くなるのが基本だからな!
裏返せばコスパを追求する時ほど何を諦めるか?どこを割り切るか?という“見切り”が必要だからホント初心者には難しいよね。
次の記事は、今回購入したTELLO(テロー)のレビューを予定しています。ドローン初心者の管理人、すけ氏が「ベテラン・経験者には当たり前」かもしれないが、初心者だからこそ「分からなかった」「知らなかった」「予め知っておきたかった」点について書いてみたいと思います。ご期待下さい。
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