こんにちは、すけ氏です。
先週千葉県松戸市「本土寺」へ紫陽花(あじさい)鑑賞に出掛けましたが、真夏日の日差しに負けて早々に退散してしまいました。そこで日と場を改めて6月23日(日)千葉県成田市の名刹、宗吾霊堂の紫陽花まつりに行ってみました。
鳴鐘山東勝寺宗吾霊堂

宗吾霊堂の名は江戸時代、藩の暴政を時の将軍へ直訴して磔刑となった義民“佐倉宗吾”に由来しています。寺としての開基は桓武天皇時代でさらに古く、征夷大将軍・坂上田村麻呂による房総平定、戦没者供養のための建立だそうです。

寺の正式名称は鳴鐘山東勝寺宗吾霊堂、成田といえば成田山新勝寺が有名ですが、新勝寺は東勝寺よりも新しい寺と、その名になったそうです。境内には、本堂の他に宗吾御一代記館や宗吾霊宝殿などもあり、アジサイのほか、春の花見や秋の紅葉も人気です。
本堂裏手のあじさい園

宗吾霊堂のあじさい園は大本堂の裏手にあり、街中で見慣れたホンアジサイから、ガクアジサイ、柏葉アジサイなどの変り種まで約7,000株を鑑賞することができます。

その中でもボリュームがあるのが、小路の両脇を埋め尽くすように植わる柏葉アジサイ。白い花弁が鈴なりに花をつけて、まるで葡萄のよう。多くの人が足を止めて写真を撮っていました。

続いて目に付くのは可愛らしいガクアジサイ。中心の花を飾る額縁のように、周りにだけ花を咲かせます。

街中で見慣れたアジサイ(ホンアジサイ)もここでは様々な彩りを楽しむことが出来ました。当日は雨こそ降らなかったものの梅雨らしい曇り。アジサイを観るには晴天より曇天の方が雰囲気が良いように思います。

また、せっかく寺院のアジサイを見に来たのであれば、写真はお堂や石碑、石柱などと一緒に写すと場の雰囲気が伝わりやすくなりますよね。
今回使ったカメラとレンズ
今回はレンズ広角15mm(換算24mm)から中望遠45mm(換算72mm)まで対応できる標準ズームレンズ1本で行きました。家族&子供連れだとレンズ交換の余裕なんてありませんので、アジサイ、建物、子供、家族…と、レンズ一本での対応が身軽で一番です。
交通アクセス
公共交通機関で宗吾霊堂に行くなら、電車の最寄り駅は京成本線の「宗吾参道駅」。宗吾霊堂まで徒歩約15分の道のりです。バスの場合「宗吾霊堂」というズバリなバス停が山門前にありますが、路線は京成成田駅や公津の杜駅方面との接続で宗吾参道駅からのバス便はないので要注意。(公共交通機関からのアクセスは成田市観光協会公式サイト「FEEL成田」内の宗吾霊堂案内が詳しくおススメです。)
車で宗吾霊堂へ行く場合、寺院の広い敷地を取り巻くように中・小規模な公式無料駐車場が散在しています。特に正門付近の駐車場は停められる台数が少ないですが、寺の敷地に沿って先に進むと宗吾保育園向かいに比較的台数の多い駐車場があります。(紫陽花の季節には周辺に臨時駐車場も設けられています。)
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