こんにちは、すけ氏です。
世の中右を向いても左を向いても新型コロナウイルスの話題ばかりですね。その新型コロナ対策の必需品といえば“マスク”と“消毒液”ですが、双方とも空前の品薄で全く買える気がしません。

そこで注目したのが洗って繰り返し使える布マスク。それも普段はマスクを製造していない会社が作った「異業種マスク」と呼ばれる商品群にデザインよさげな品が多いです。

ちなみに布マスクはウイルスから身を守るというよりは、咳エチケットの一環として他人に飛沫を飛ばさないための品だからね。その辺は誤解なく。
ウェットスーツ屋のマスク
釣り好き、ダイビング好きとして、おススメしたいのが宮城県石巻市にあるウェットスーツメーカー「モビーディック」の洗えて・やさしくフィットするマスク(2枚入り)。
“マリンスポーツ用ウエアを”70万着以上”手掛けた知見を活かし、マスクを立体設計しました。顔にフィットし、ウィルス飛沫・花粉の侵入を抑えます。(引用終わり)”とあります。ウェットスーツメーカーだからと素材にネオプレンやクロロプレンを使用した訳ではないようです。

“水着に近い素材で水着よりもやや薄いものをイメージしてください(引用終わり)”とのこと。

まぁ考えてみたらそうだよね。ネオプレンやクロロプレンって要するにゴム素材だから。ゴム膜で口元を覆ったら窒息しちゃうよね。
釣り好きな人達の間では「Rearth|リアス」ブランドのウェーダーが、ダイビング界隈では社名そのままの「MOBBY DICK|モビーディック」ブランドのウェットスーツが人気の同社。私自身もかつてダイビングにハマってた頃、モビーディックのウェットスーツのユーザーで、その品質には非常に満足してました。
そんなモビーディックが作ったマスクならと是非欲しかったのですが、残念ながら大人気完売で現在は入荷待ちとのこと。という訳で実際買った訳ではないのですが、海で散々お世話になったブランドからの発売ということで、一番に紹介させてもらいました。
ブラジャー屋の本気マスク
ブラジャー屋が本気出してみた pic.twitter.com/uDtJwRD7Rx
— Atsumi Fashion (@AtsumiFashion) March 28, 2020
女性下着メーカーAtsumi Fashion(@AtsumiFashion)が、「ブラジャー屋が本気出してみた」とツイートするや、SNS界隈で「ブラジャー過ぎる!」と騒然となった話題のマスク。
残念ながら上の「ブラジャー過ぎる!」レースマスクはネタとしての投稿だった(※)そうですが、同社の本命は無地で素材も縫製も下着仕様のマスク。楽天市場の同社ショップ「ランジェリーラボ」で販売されています。果たしてブラは世界を救うのか?
※後日サイト訪問してみると、ネタだったはずの「ブラジャー過ぎる!」レースマスクが何と販売されておりました!こ、これは!?
シャツ屋がつくるマスク

高品質なビジネスシャツメーカーとして知られる「鎌倉シャツ」が、綿100%のシャツ生地の内側に、2重のガーゼを使用して製作した布マスク。
お洒落にコーディネートできるよう色柄バリエーションが豊富で、さわやかなオックスフォード地やピンストライプ柄など。シャツ同様、洗うことで柔らかくなって肌になじみ、アイロンがけによりプリーツが復元され、滅菌効果も期待できるとのこと。
価格は1柄3枚セットで2750円(税込み)の予約販売です。
紳士服のAOKIのマスク
紳士服チェーン店のAOKI(アオキ)が、AOKI公式オンラインショップおよび、ORIHICA公式オンラインショップで「抗菌・洗えるマスク」20枚入り 3990円(税抜)で予約販売を行っています。(AOKIがグレー、ORIHICAがホワイトを販売)
マスクは3層構造で、外層には水滴を防ぐための撥水加工、中・内層には抗菌加工を施した素材を使用。伸縮性の高いジャージ生地を使い、顔にフィットしやすい立体縫製。
無印良品のマスク

あの「無印良品」も、繰り返し使える抗菌防臭加工のマスクを、ネットストア限定で販売しています。
水着素材のマスク
さて、上の各社のマスクは是非欲しいのですが、ネットニュースやSNS界隈で話題になり過ぎてしまったのか?何時みても品切れで買える気がせず…。そこで実際に購入したのが下の布マスク。注目したのは、生地が水着素材であったという点です。

水着素材だと、何かいいことありそうか?

ん~そだね。スイミングやる人なら分かると思うけど、水着素材って洗濯耐性がそれなり高いよね。それから、これから暑くなって汗かいても大丈夫そうだし…ってところかな。

という訳で、届いたのがこちら。10枚セットなので5枚づつ嫁さんと分け合って使い始めましたが、使い心地は中々良好です。
買って良かった点
何が良かった?って洗って繰り返し使えるマスクを入手したことで、日々減っていく家の使い捨てマスク在庫量を気にする必要がなくなったことです。
買う時に注意したい点
一体成型の布マスク全般に言えることですが、どんな生地を使っても耳かけ部分の伸縮性は使い捨てマスクのゴムには劣るのでサイズ選びは慎重に。
洗って使える布マスクに意義はあるのか?

これ言っちゃうと元も子もないけど、布マスクのウイルスに対する防御力って大して期待できないよな?その点は心配してないのか?

この記事の最初にも書いたけど、布マスクはウイルスから身を守るというよりは、咳エチケットの一環として他人に飛沫を飛ばさないための品だからね。
新型コロナウイルスの感染ルートは主に接触感染と飛沫感染と言われています。接触感染対策が手洗い、飛沫感染対策がマスク。
いわゆる使い捨てマスクが極度な入手困難である現在、飛沫が長時間空間内を漂うような場所(いわゆる3つの密)に長居しない前提の次善策として、あるいは使い分けで布マスクを使うのはアリだと考えています。
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