こんにちは、すけ氏です。
先日引っ越してマンション住まいになったのですが、実は駐車場⇔部屋間の荷物運びが以前より不便になってしまいました。部屋からちょっと遠くなった駐車場まで何度も往復せずに荷物を運ぶため、前から興味があったアウトドアワゴンを買うことに。
まあすけ氏は趣味が釣りだし、コストコ好きだし、荷物多そうなイメージではあるな。
前は玄関出たらすぐ駐車場だったけど、今度は玄関⇔エレベーター⇔駐車場(ちょっと歩く)って感じで距離が長くなったし、階差もあるんだよねぇ。
アウトドアワゴンの選び方
そんな訳でせっかく買うのであればと、どんな性能が大事か?を調べまくりました。記事後半では結果として今回購入したDODのアルミキャリーワゴン、C2-534-TNを使っての感想なども。
耐加重は各社横並び?
さて、アウトドアワゴンを探していると真っ先に目に入ってくるのが耐荷重スペック。沢山のモノを載せる製品ですからメーカーがそこをアピールしてくるのは当然ですが、実は各社主要製品の耐荷重スペックはほぼ横並びだったりします。色々見比べましたが目立った差はありませんでした。
一部の小型軽量モデルを除いて、ほとんどが80kg~150kgの範囲内。キリ良く100kgという製品が一番多かったかな。
沢山載せられるに越したことはないけど、実際に引っ張ることを考えれば上限100kgで必要十分って感じだな。
折りたたみ方の違い
世の中には2種類のワゴンしかない。畳んでも自立できるワゴンか、自立できないワゴンか…
…という訳で、上の写真のようにアウトドアワゴンには前後左右4方向から畳んで自立するタイプと、前後2方向から板状に畳むタイプの2つがあります。
当然、よりコンパクトに畳めるのは前者です。4方向から収束させて自立できるから、置いても寝かせても場所をとりにくい。
板状に畳むタイプはフレーム構造がシンプルで耐久性は高そうだけど、実は耐荷重などのカタログスペックは他と変わらないんだな、これが。
ちなみに前後左右4方向から畳んで自立するタイプのアウトドアワゴンは、前面のフレームがX字状になっているので、見慣れれば区別が付くようになります。
タイヤの太さと材質
続いてチェックしたいのがタイヤ形状です。アウトドアワゴンは搭載するタイヤの幅が広いほど悪路に強くなりますが、その分取り回しの軽さと走行音の静かさが犠牲になります。
自分の場合はアウトドアでも使うけど、マンション⇔駐車場の荷物運びがメインなので、走行音が静かで引きが軽い細身のゴムタイヤ採用のワゴンを選んだよ。
その他のチェックポイント
この他、下記のような点もチェックしておくと納得いくワゴンを選べると思います。
- ハンドル形状はT字型よりO字型の方が指が痛くならずに楽。
- 荷台カバーが取り外し可能だと、汚しても外して洗えるので安心。
- ハンドル長が90cm以上あれば、背が高い人が引いてもタイヤが足に接触し辛い。
- タイヤロック機構があれば、ある程度の坂道でもワゴンを停止できる。
- スペアタイヤが販売されていれば、タイヤが摩耗あるいは破損したときに安心。
ところでアウトドアワゴンの実物を見比べたいのだけど、ここに行けば沢山見れるような店ってないのかな?
残念ながら、それがなかなか…。色々見て回ったけどホームセンターとかスポーツ用品店とかアウトドア専門店の大型店なら2~3種類は置いてる…程度だったよ。(2021.03時点)
DODアルミキャリーワゴンC2-534-T
色々悩んだ結果として今回購入したのがコチラ、DODのアルミキャリーワゴン、C2-534-Tです。理由はつらつらと調べてきた使いやすい条件を全て満たしていたこと、マンション内廊下を引くときの静音性を考慮した細身のゴムタイヤ、そしてウサギのロゴが可愛かった。
購入後約半月ほど使ってみましたが、特に素晴らしかったのが折り畳み&展開の簡単さ、スピーディさ。この手の機構って簡単と言いつつ“ちょっとしたコツ”を要求される製品が多い印象ですが、このワゴンにはそういう面倒なコツがありませんでした。
軽く広げながらセンターに突き出ているポール状の箇所を下へ押し込めばスルッと広がり、同じ個所のベルトを上に引っ張ればスッと畳める。ホントそれだけ。
そして購入の決め手となった「マンションの廊下やアスファルトなど舗装された道を得意とする細めのタイヤ(公式サイトより引用)」も期待通り。
うちのマンションの廊下には細かな凹凸があって、プラタイヤのキャリーなどを引くとガラガラガラガラ…と派手な音が出てしまうのですが、コイツは釣り道具を載せて早朝出かけても近所迷惑にならない静かさで助かっています。
なんだかベタ褒めだけど、気になったところや残念だったところはなかったのかい?
難点を言うなら、アルミフレーム採用モデルを選んだので価格が高い。それとアルミフレームの恩恵を軽量化というより、むしろ容積アップに振った設計をどう捉えるか?だね。
C2-534-Tの荷物を載せる部分は容量160Lで重量10.1kg。同社のスチールフレームを採用したワゴンC2-46Tが容量125Lで重量14kgであることを考えると、「アルミ合金フレームの軽量&コンパクトなキャリーワゴン(公式サイト)」というのは畳んだ状態の話。広げたらデカ!って感じです。
容量デカくするより、よりコンパクトに畳めてもっと軽くする方向性もあったと思いますが、ワゴン欲しい人は「いやぁ沢山モノ載せて一度で運べる性能の方が優先でしょう」という方が主流派かなとも思います。
その他おススメのアウトドアワゴン
そういう訳で自分はDODのアルミキャリーワゴンC2-534-Tを購入しましたが、最後にギリギリまで購入を迷った他のワゴンもいくつか紹介しておきたいと思います。
コールマン(Coleman) アウトドアワゴン
この製品がアウトドアワゴンというジャンルを生み出したと言っても過言ではない元祖にして定番、コールマン(Coleman)のワゴン。
発売からそれなりの年月が経過して価格もこなれており、恐らく日本で一番総販売数が多いであろうこのワゴン。キャンプ場や公園etc.で見た事がある人も多いと思います。人気ゆえの色かぶりが心配であれば、他ブランドとのコラボカラーも存在しています。
ワゴンを選ぶならまずコールマンは見ておきたい。
コールマン アウトドアワゴン メッシュ(2021新製品)
ワゴンの元祖ともいえるコールマン製品ですが、近年は競合他社から「ハンドル形状がO字型で引きやすい」「荷台カバーが取り外し可能で洗える」といった後発商品が続々発売され、追い上げを受けていました。そんな中、他社に先行されていた箇所をアップデートして登場したのがこちら。
荷台カバーがメッシュとなったのが特徴的で、ワゴン底面に溜まりやすい砂や埃が網目から勝手に落ちてくれそう、濡れても乾きやすそうetc.メンテナンス性が向上した感じです。
ワゴンの王者として正当進化した感じ。でもメッシュ生地採用は便利ながら、中が少し透ける点で好みが分かれるかも?
WAQ キャリーワゴン
悪路に強い幅広タイヤと耐荷重150kgが光るタフなアウトドアワゴン。
幅広タイヤが好みだったら、この製品を買ったと思う。Amazonで人気で、レビューしてるYoutuberも多いよね。
DOD フォールディングキャリーワゴン
先に紹介したのはアルミフレームモデルでしたが、こちらはDODのスチールフレームモデル。スチールの方が一般的で価格も買いやすく、かなり人気。シーズンにはよく品切れてることも…。
自分は畳んだ時のコンパクトさと軽量さを求めてアルミフレームモデルを買ったけど、ロゴの位置とかデザインは正直こっちの方が好みだったかも…。
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