こんにちは、すけ氏です。
2019-2020年末年始はカレンダーの並びがよく、例年より長い連休でした。といって、おチビさんがいる我が家は遠出も出来ず、ぼ~っとYoutubeを見ていたら、いつの間にかDJIのOSMO ACTION|オズモアクションをポチっていましたとさ…不思議!

オズモアクションはドローンシェア世界No.1を誇るDJI社が打倒GoProを掲げて2019年5月発売したアクションカメラだよ。

ハードなアクションとは無縁だけど、日常をV-Log的に撮ってみたくて。3週間ほど使った感想書いてみます!
起動の早さを活かした即撮り!
さて…OSMO ACTION|オズモアクションには自撮り用フロントスクリーンが…といったどこかで見たような内容はバッサリ割愛して、個人的に感動したのがカメラ起動の早さでした。


電源OFF状態からON⇒約1~2秒で起動。しかも録画ボタンからのSnapShot起動なら、改めて録画ボタンを押す必要すらなく録画スタート。

スマホですら1)ロック解除⇒2)カメラ起動⇒3)動画モード選択⇒4)録画ボタンタップと4手必要なところを、電源OFFからの1手だからコレは早い。居あい抜きかよ!?って感じ。
我が家の主な被写体は2歳児のおチビ君。この年頃の子は突然面白いことやらかすので「これ撮っときたい!」と思うことは多いのですが、今までは「一眼カメラどこ?」「えっとスマホロック解除して動画モード…」などとアタフタしている間に“はい、おいしいシーンは終了~!”というのが定番でした。
これがOSMO ACTION|オズモアクションのSnapShot起動からの即録画スタートでかなり撮れ高が改善しました。
特殊撮影を気軽にできる
Youtubeでタイムラプス、ハイパーラプス、スローモーション動画を見たことがある人は多いと思います。最近この手の演出は様々なカメラで撮れるようになって来ましたが、設定が面倒だと結局のところ機能を眠らせてしまいます。
例えば以前、ミラーレス一眼カメラEOS kiss Mでタイムラプス動画を撮る方法を解説しましたが、記事を書いた本人でさえ「あれ?どこから機能を呼び出すんだっけ?」となりがち。設定が“面倒”だと段々気持ちが萎えて、手が遠のいてしまいます。
その点、OSMO ACTION|オズモアクションのようなアクションカメラはすぐ呼び出せる浅いメニュー階層に「ループ撮影」⇔「スローモーション」⇔「HDR動画」⇔「動画」⇔「タイムラプス」⇔「ハイパーラプス」といった主要な撮影モードがずらりと並んでいます。


操作感がスマホっぽくて直感的。細かい設定をしようと思えばできるけど、しなくてもお任せで撮れる!

最近の一眼カメラは動画機能を強化して来てるけど、やっぱり主役は写真(静止画)。動画機能の操作性は二の次だからね…。
動画撮影の敷居が下がる
突然ですが、動画撮るのって少し気恥ずかしくないですか?え?気にしない?そう言われればそれまでですけどね。
小型で悪目立ちしない

いくらボケ感のあるエモい動画が撮れるからと、他人の目が多い場所で一眼カメラをジンバルに載せて使うには、技量とはまた別の…ある種の開き直りや勇気も必要です。

その点、OSMO ACTION|オズモアクションは小型グリップと組み合わせれば掌に収まるサイズ。

「皆さ〜ん!動画撮ってま〜す!ここで動画撮ってます〜!」的なオーラを発しにくいので、撮影時の躊躇をかなり軽減してくれます。
小型で持ち運びに優れる
専用のカメラバッグとか要りません。どんな良い場面たろうとカメラ持ってなかったら撮れないという至極当たり前の事実を考える時、カメラの携帯性もまた立派な性能だったと気付かされました。

これに起動から1〜2秒で撮影出来るOSMO ACTION|オズモアクションの速写性能が組み合わさると鬼に金棒。

普段ポーターのショルダーポーチ使ってるんだけど、これに財布やスマホと一緒に突っ込んでおけるから、大体の外出先に負担なく持って行けるようになった。
動画撮るならスマホより楽
スマホの進化が様々なカメラ製品を駆逐したと言われて久しいですが、動画撮影なら現状アクションカメラの方がスマホより様々な点で有利です。
映像ブレ補正が強力
OSMO ACTION|オズモアクションにはRockSteady(ロックステディ)という映像ブレ補正機能が付いてます。映像ブレって何ぞや?補正するとどうなるの?という疑問は下のメーカー公式動画を見てもらうと直観的に理解できますが、この映像ブレという現象は中々厄介です。
上のような激しいアクションシーンに限らず、もっと日常的に…例えば単に人が歩いたり走ったりするだけでも映像ブレは発生します。補正機能のないスマホカメラで子供を走って追いかけたら、体の上下動をモロに拾った悪酔い動画となって萎えます。
その対策として最近上のようなスマホ用ジンバルも人気です。しかしスマホ+ジンバルを組み合わせて荷物を増やすより、“映像ブレ補正機能のある”アクションカメラ単体の方がより身軽です。

そういや最初映像ブレ補正のない激安中華アクションカムを買って、棚の肥やしにした人がいましたっけね…。

・・・。
アクションカムの映像ブレ補正機能は、GoPro HERO 7 BLACKの Hyper Smooth(ハイパースムーズ) およびGoPro HERO 8 BLACKのHyper Smooth2.0、OSMO ACTIONのRockSteady(ロックステディ)辺りが性能に定評があって人気です。

ちなみに、すけ氏はなんでアクションカムの元祖GoProじゃなくてOSMO ACTIONを買ったの?

ひとつは色んな人のレビューを見てて、GoPro7はタッチスクリーン反応がもっさりして遅い…って声が気になった。これは最新機種8では改善されたらしいけど、自分が買ったタイミングではOSMOが最安だったことかな。
超広角レンズの長所
iPhone 11 Proで話題になった超広角レンズですが、歴代GoProやOSMO ACTIONなどのアクションカメラも超広角レンズを搭載しています。

元々スポーツシーンの自撮り用から発展してきただけあって、アクションカムの超広角レンズは手を伸ばした位の近距離から顔だけでなく上半身まで映るよね。

撮影時のカメラ⇔被写体の距離感が近いから、すぐ目の前まで寄ってきちゃう子供や仲の良い(=距離感の近い)家族友人を撮るのに向いてると思う。
この距離感の近さは、撮影時の気楽さにも貢献します。例えばたまたま通りかかった先に「カメラを構えた人」と「ピースしてる人」がいたら、その間の空間に割って入る(=撮影の邪魔になる)ことを躊躇う人は多いと思います。
そして逆に撮る側となった時、他人もいる場所で無闇にカメラを構えると“そういう気遣いを周囲に強要する”ことにもなりかねません。そしてその迷惑度合いは原則カメラマン⇔被写体間の“間合い”が広がれば広がるほど面積的に増大します。
その点、超広角なアクションカムなら普通に並んで歩きながら、横の家族友人を撮れるくらい撮影における“間合い”が狭いので他人のパーソナルスペース(近付かれると不快に感じる空間)を侵しにくいことも大きな利点でした。

まとめ

何か色々な特長が挙がってたけど、結局オズモアクションを買ってどうだった?

これまでミラーレス持っててもスマホでも手を出し辛かった、日常シーンの動画を撮るようになったね。
アクションカムはアクティブなスポーツシーンで使うモノ…という先入観がありますが、実際使ってみると日常使いでも活きるシーンが多いことに驚きました。また、元々はスポーツを愛する人たちから広まったカメラなので、小難しい撮影知識がなくても直感的に使える操作性が魅力。
実際自分は大して“スポーツをしない人”ですが、動画入門機として楽しめています。
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