こんにちは、すけ氏です。
実は今、久々にゲームにハマっています。それもPS4でもSwitchでもなく、去る6月19日にSteam版が配信開始されたPCゲーム「Outer Wilds(アウターワイルズ)」に。

一言で説明すると「太陽系消滅までの22分をタイムループし続けるオープンワールド宇宙アドベンチャ…

あ、すいません「ちょっとコイツの説明じゃ、何言ってるかわからない」と思うので、ゲーム紹介は下記のリンク先とか読んだ方が幸せになれると思う。
他ならぬ私自身が、上の記事を読んで「これは面白そう!」とアウターワイルズにチャレンジしてみました。しかしこのゲーム、中々難しい!
実際、Outer Wildsって難しいの?
Outer Wildsアウターワイルズは、いわゆる一人称視点(FPS)のゲームです。日本ではプレーヤーキャラの背後や斜め上から見下ろすカメラ視点、いわゆる三人称視点(TPS)を採用するゲームが多いので、慣れないうちは操作に違和感を感じる人もいると思います。ちなみにカメラ視点は変更出来ません。
アクション要素もそれなりにあります。一人称視点(FPS)でのゲーム操作に慣れた人はともかく、自分のようなポンコツがプレイしたら宇宙に出る前に村の高台から落ちて死ぬくらいは朝飯前です。

いくら新米とはいえ、宇宙に旅立つ前にあの世へ行く宇宙飛行士ってどうなのよ…。

あ、こんなことしたら死ぬんだ…と、死にながら覚えているのです。
とはいえ、死んでもッッップハー!!!!と最初のキャンプ地にループするだけ。これといったペナルティはありません。

ならば失敗を恐れず、あらゆる場所に乗り込み、死んでも次は死なずに進める方法を探すのみ。そもそも隠された謎を解かない限り、出発してきっかり22分後に訪れる、星系の死に巻き込まれてしまうのです…。
攻略メモ
Outer Wildsアウターワイルズは洋ゲーらしい実に自由かつオープンなゲームで、チュートリアルでプレーヤーが乗る探査艇の発射コードを入手した後は、ここへ行け、次はあそこ…といったストーリーの誘導や指示がほとんどありません。
プレーヤーは星系内を好きに彷徨って、目につく怪しい遺跡を調べて情報を集め、自らの推理で、この星系に秘められた謎に辿り着かなくてはなりません。こういうゲームは最初バラバラの点だった情報が、次第に線となり面となり立体となって脳内でリンクして行くのが楽しいものです。攻略情報なんて野暮かもしれません。
しかしこの星系はどこも一癖も二癖もある星ばかり。飛行士としての基本的な振る舞いや情報を習得しないと理不尽に死に続けますし、重要情報が相互リンクし始める前に嫌になってしまうでしょう。
そこでこのページにちょっとした攻略メモを書いてみることにしました。

ネタバレに配慮し、メモの内容はちょっとプレイすれば誰でも到達する程度の浅い内容に留めたつもり。

でも、未プレイの人は余計な情報を知らずに始めた方が楽しいかもね。そう思ったらブラウザをそっと閉じて欲しい。
まず何をすれば良いのか?
チュートリアル後、行くアテが思い浮かばなければ、まずは各星に散っている先輩飛行士達を訪ねると良いでしょう。彼らがその星の見所=探索すべき場所を教えてくれます。

しかし探査艇の操縦はもちろん、自分自身の身体制御も怪しいうちは、彼らの元に辿り着くことすら難しいでしょう。
そんな時は村の無重力洞窟で衛星修理の手順を復習してみる。また比較的安全な衛星アトルロックを目指すと良いでしょう。月面基地で暇を持て余した先輩飛行士が「どうやら宇宙プログラムは、ここのことを教える気もなくなったみたいだな。」とボヤきながら出迎えてくれるはずです。
セーブについて
ゲームが始まって即「あれ?セーブはどうやるの?」と気になったアナタ!さては私と同類のセーブ魔ですね…?。
Outer Wildsアウターワイルズにもセーブ機能がありますが、「〇〇で××を見た」といった極めてシンプルな情報記録が探査艇内のデータベースに残るだけです。
作中でプレーヤーが重要な情報に触れると自動で記録され、一度記録されたら次回以降のループでも探査艇内で好きな時に見ることが出来ます。割と分かりやすく系統立てて表示されるので「何か見落としてないかな?」と考えるのに便利です。
一方、任意地点で記録して、そこからリスタート出来る類のセーブ機能は、アウターワイルズには存在していません。
ゲーム内で使える装備
プレーヤーはスタート時点でクリアに必要な装備を全て持っています。途中で新たな便利アイテムが登場したり、キャラの身体能力が強化されたりすることはありませんので、既存装備の性質や使い処を正しく理解し、使いこなすことが求められます。
探査艇

レトロな外見に反し、星系の端から端まで1分もかからず横断できる優秀な探査船。基本はマニュアル操作ですが「探査艇は“死の罠”なんだろう?」と愚痴の一つも言いたくなる、自動航行装置だって付いてます。

強めにぶつけた個所は壊れますが、修理は可能。重要個所の破損でなければ割と平然と飛び続け、スピードコントロールに気を使えば、かなりラフな着陸も可能です。
自動航行装置は、目標ロックした星に自動で航路を引いて“最短距離”を飛んでくれますが、航路上の障害物には興味がないようです。
姿勢制御なしの横っ飛びや背面飛びで目的地へ向かうので、気付いたら“太陽へ飛び込んでいた”ことも数知れず。
この他、プレーヤーは最初から「リトルスカウト」「シグナルスコープ」「ノマイ語翻訳機」といった3つの便利な装備を使用できます。

…覚えるのは後でいいや、と適当に宇宙を徘徊していると、本来苦労せず済むところで苦労します。

つべこべ言わず、さっさと使い方と活用すべき場面を習得しよう。
リトルスカウト

探査艇または宇宙服から任意の方向に射出でき、到達した場所にピタっと貼り付く万能小型偵察機。手元に戻したい時は、付属のワープ機能でいつでも回収できます。

偵察機と言いながら、最も活躍する使い道は単なる貼り付けランタン。割と広い範囲を照らしてくれるので、頻繁に昼と夜が切り替わる星や、遺跡探索には必携です。
次に覚えたいのが危険計測。脆くて崩れそうな地面の安定レベルを計測表示し、幽霊物質が充満していたら警告アラームを表示してくれます。怪しい場所にはまずコイツを撃ち込み、アラームが出ない場所だけ歩けば安心って寸法。但し、危険地帯に射ち込んだリトルスカウトは早めに回収しないと一部機能が壊れることも。
最後はカメラ機能。もし「見てる時だけ存在する不思議な物質」に出くわしたら、リトルスカウトに搭載されたカメラを対象に向けて、監視させておきましょう。
シグナルスコープ

シグナルスコープは周波数探知機、兼、望遠鏡です。望遠鏡機能は説明不要として、探知機としては予め登録された先輩飛行士達が持つ楽器(フルート、バンショー、ドラム、口笛etc.)の音色を追跡できます。
尚、この世界には楽器以外にも特定の周波数を発する物質の存在が確認されており、それを記録して追跡することも可能です。
ノマイ語翻訳機

親友のハルがプレーヤーと一緒に開発した言語翻訳機。遺跡などに残されたNomai(ノマイ)言語の石板に近づくと、自動で作動してボタン操作一つで内容を読み解くことが出来ます。
Herrthian(ハーシアン)
この星系の太陽を周回する有酸素惑星「木の炉辺」で文明を発達させた、青い肌が特徴的な4ツ目の種族。他ならぬプレーヤーの同族達だが、ゲームを日本語表記に設定しても何故か人名だけ英字表記されるのが少々厄介。

英字表記って頭に入りにくいから、誰が誰だか?すぐ分からなくなるぞ。

実はこのページ、英字とカタカナを併記したHerrthian(ハーシアン)名簿が欲しくて書き始めたんだよね。
アウターワイルズベンチャーズ

Herrthian(ハーシアン)による宇宙探査チーム。探査艇によるアトルロック=月面進出を皮切りに、他の惑星への航行も可能なレベルを達成している。
4人のベンチャーズ創設メンバー

- Slate(スレート)⇒焚火とマシュマロを愛する探査艇エンジニア。出発前のキャンプで目覚めた時、目の前にいるのが彼。
- Feldspar(フェルドスパー)⇒ハーシアン初にして現役最古参の飛行士。数々の功績を打ち立てた凄腕パイロットだが、現在は行方不明。持って行った楽器はハーモニカ。
- Gossan(ゴッサン)⇒新米飛行士の育成にかかわる、隻眼のチーム飛行訓練担当。訓練施設を兼ねた、村の無重力洞窟入口にいる。
- Hornfels(ホルンフェルス)⇒チームの地上管制官。現在は村の観測所、兼博物館の館長も務めている。
先輩飛行士達
- Gabbro(ガブロ)⇒持っている楽器はフルート。気がよくマイペースな性格で、巨人の大海に設営したハンモックに揺られている。
- Riebeck(リーベック)⇒持っている楽器はバンショー。ノマイの遺跡を探査するため脆い空洞に滞在している考古学者。
- Chert(チャート)⇒持っている楽器はドラム。燃え盛る双子星で天体観測にいそしむ天文学者。
- Esker(エスカー)⇒アウトロックの月基地に滞在、楽器を持たない代わりに口笛を吹いている。
木の炉辺の住人達
- Hal(ハル)⇒ プレーヤーの親友で、ノマイ語翻訳装置を一緒に開発した。
- Gneiss(ナイス)⇒アウターワイルズメンバーが持つ楽器を作った楽器職人。
- Mica(マイカ)⇒村にあるモデルロケットを上手に飛ばすと褒めてくれる。
Nomai(ノマイ)
この星系の至る処に多くの足跡と遺跡・遺物を残しながら、何らかの理由で滅んでしまったらしい3つ目の種族。非常に洗練された高度な科学技術を持っていた。実のところHerrthian(ハーシアン)達の宇宙探査技術は、その多くを彼らが遺したロスト・テクノロジーに頼っている。

高度な文明技術をもっていたノマイは何故滅び、いなくなってしまったのか…。彼らが残した多くの記録や遺跡を巡って、この星系に隠された謎を探ろう。
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